スラストマスター、公式ライセンスを取得した実車さながらのFerrari 488 GT3の1/1レプリカステアリングコントローラ発売

 スラストマスターは、フェラーリとコラボレーションし公式ライセンスを取得したゲーミングステアリングコントローラ「Ferrari 488 GT3 Wheel Add-On」を発表した。

ステアリングコントローラの写真

▲スラストマスター「Ferrari 488 GT3 Wheel Add-On」

 スラストマスターは、フランスGuillemot Corporation社のゲーミングデバイスを製造・販売するゲーミングデバイスブランドで、本格的なレーシングゲーム用のコントローラやフライトシミュレータ用コントローラなどを幅広く取り扱っている。

 今回発表されたステアリングコントローラは、コンペティションで500回以上優勝したフェラーリ488 GT3のステアリングホイールを1/1の実寸スケールで再現したレプリカステアリングホイールだ。

ステアリングを操作する様子

▲ステアリングの直径は実車と同じ31cm。フェイスプレートはカーボン製。すべてリアルな感触で、オリジナルのホイールに見られる操縦を再現

 似ているのは、見た目だけでではない。このレプリカステアリングホイールは、本物のカーボンファイバーを使用したフェイスプレートと実車と同じサイズの直径31cmホイールリムでデザインされており、重量と構造はゲーム用に最適設計されている。

 こだわりの設計により、ステアリングから感じられるハンドルの重さや、縁石に乗った際のキックバックなどをより詳細に感じることができ、レーシングシミュレータ上での正確なドライビングを可能としている。

 ステアリングに備えられたボタンはゲーム内で使用することができる。11個のボタン、方向パッド、2個のロータリーエンコーダー、2個のサムエンコーダーを、実車と同じようにブレーキバランスの制御や、無線ボタン、燃料のマッピングなどに設定することができ、レース中に素早い操作が可能になっている。

マグネティックパドルシフター

▲マグネティックパドルシフターは最適なポジションに調整可能

 ステアリング中央上部に配置された4個のLEDライトからは、レース中に回転計やピットウインドウのオープン状態など、さまざまな情報を受け取ることができる。

 磁気センサーを搭載した新パドルシフターは、高精度な動作によって運転ミスの回避に貢献している。各ドライバーに合わせられるようにパドルシフターの位置はカスタマイズ可能になっており、ユーザーの好みに応じて4タイプの構成が可能だ。

クイックリリース装着システム

▲「Ferrari 488 GT3 Wheel Add-On」の2つのクイックリリース装着システム

 「Ferrari 488 GT3 Wheel Add-On」は、2つのクイックリリース装着システムにより、すべてのスラストマスターレーシングホイールベースと互換性を備えている。Ferrariの公式ライセンスを取得したこのレプリカホイールリムは、パソコン(Windows® 10、11)、PlayStation®5、PlayStation®4、Xbox Series X|S®およびXbox One®と互換性がある。

 「Ferrari 488 GT3 Wheel Add-On」は、2023年10月23日から予約注文が可能となる予定だ。希望小売価格は199.99ポンド(249.99ドル / 249.99ユーロ)となる。

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