パナソニックのAVナビ、ストラーダFシリーズが大幅に機能と性能を強化した。ニューモデルのキーワードは“つながる”だ。つながる機能を搭載したモデルは10V型有機ELディスプレイのハイエンドモデル、CN-F1X10C1Dと9型HD液晶ディスプレイのCN-F1D9C1D、7V型ディスプレイを持つCN-CA01WDとCN-CE01WD(幅約200㎜のワイドモデル)とCN-CA01DとCN-CE01D(幅約180㎜の標準モデル)である。
機能面の注目は、スマホのWi-Fi接続(テザリング)で配信動画の視聴ができるようになった点。現在対応している動画配信サービスはYouTube、U-NEXT、Prime Video、SPOOX、TVer、TELASA、NBA-Rakutenの7種類。サービスエリアなどで休憩をとっているときに好みの動画が楽しめる点はうれしい。昨年採用したレコーダーリンク機能(自宅のレコーダーに保存しているコンテンツが再生できる)と併せて、車内のエンタメ性が飛躍的にアップした。
また、AppleCarPlay、Android Autoにも新型から対応した。スマホをスケジュール管理やビジネスシーンで活用しているユーザーには、ナビ画面との連携は大きなメリットになる。
つながる機能は、ナビゲーションの性能アップにも関係している。新機能のオンライン名称検索は、スマホとストラーダをWi-Fi接続した状態で最新スポットやグルメ情報などを検索し、その結果をそのまま目的地として設定できるというもの。検索は店舗名がわからなくても、“地名+ジャンル”でもOK。またグルメ検索は楽天ぐるなび、ホテル検索は楽天トラベル、駐車場検索は三井のリパーク、名鉄協商パーキングと連携し、二次元バーコードを読み取ると必要な情報が確認できるスポットもある。
Wi-Fi接続で地図のアップデートがワンタッチでできるようになった点もニュースだ。スマホとストラーダをWi-Fi接続しているときに、地図データの更新があった場合は、ナビ画面にその通知が来る。その際に画面の“部分更新/全更新/今はしない”のどれかを選ぶだけで簡単にデータ更新ができる。なお、地図データの更新は最大3年間有効で、全地図更新はこの期間に1回、部分更新は最大18回できる。地図更新はパソコンを使い、microSDにデータを書き込む方式でも提供している。
サウンド面のクオリティアップをいっそう進めた点も注目を集めている。もともと、ストラーダのハイエンドモデルF1Xには高音質パーツを多く搭載し、ハイレゾ音源に対応していた。ニューモデルはサンプリング周波数192kHZの新しいフルデジタルアンプを採用。SN比やセパレーション性能を高め、音の解像度や立体感を際立たせた。カスタムコンデンサはストラーダ専用設計で、デジタルアンプ専用チョークコイル、低インピーダンス電解コンデンサなど、ニューモデルは徹底的に高品位なサウンドを追求した。
ナビの基本性能は見やすい地図表現、わかりやすい案内表示、ドライブ中に見える景色そのものを再現したと思えるほどリアルな交差点表示など、とにかく見やすくて使いやすい。逆走検知警告、安全・安心運転サポート機能など、安全性を高めるきめ細やかな配慮がうれしい。
新型ストラーダはナビの基本機能を十分に高めたうえで、つながる機能でエンタメ性と利便性を引き上げた。従来モデルでも高評価を得ていたサウンド面にも磨きをかけた点も見逃せない。
「ネット動画」機能※1を新搭載。多彩な動画配信サービスを有機EL大画面で※2楽しめる。
「Apple CarPlay」「Android Auto™」のワイヤレス接続※3や「ワンタッチ地図更新※3」に対応。
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(代表取締役社長:永易 正吏、本社:神奈川県横浜市)は、オンラインに対応したカーナビステーション「ストラーダ」フローティング大画面モデル2機種を2024年11月下旬から発売します。
近年、動画配信サービス市場の拡大が加速する一方で、ディスクメディアの市場は縮小傾向です。また、動画や音楽などの視聴スタイルもオンライン化が進んでいます。
本シリーズは、ユーザーの生活スタイルの変化にあわせ、Wi-Fi接続でYouTubeやPrime Videoなど7つ(※4)の動画配信サービスをWebブラウザーで簡単に視聴できる「ネット動画」機能を搭載しました。自宅のレコーダーの録画番組をリモート視聴可能な「レコーダーリンク」機能(※5)と合わせて、多彩な動画コンテンツを迫力のある大画面で楽しめます。
また、「Apple CarPlay」「Android Auto」(※6)のワイヤレス接続(※3)に対応し、豊富なスマートフォンアプリと連携して楽しむことができます。
ナビ機能では、最長3年間の無料地図更新サービス(※7)をオンラインで対応する「ワンタッチ地図更新(※3)」機能を搭載し、地図データのアップデートが手軽に行えます。また、最新スポットやグルメ情報のオンライン検索(※3)にも対応するなど、ユーザーの利便性を高めました。
当社は、本シリーズでインターネットとつながる機能を強化することでユーザーの利便性を向上し、安全・安心で快適なカーライフに貢献してまいります。
※1 Wi-Fi接続が必要です。走行中は映像が表示されません。
※2 有機ELディスプレイ搭載はCN-F1X10C1Dのみ。
※3 Wi-Fi接続が必要です。
※4 2024年9月12日現在。視聴可能な動画配信サービスは予告なく変更する場合があります。
※5 Wi-Fi接続、レコーダーリンク専用スマートフォンアプリが必要です。走行中は映像が表示されません。
※6 ご利用には、互換性のあるAndroidスマートフォンと互換性のある有効なデータプランが必要です。
※7 利用開始から最長3年間、2029年12月31日まで(予定)。
【お問い合わせ先】
お客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-50-8729
受付時間:9:00~17:00 年中無休 1月1日~1月3日・当社指定休日を除く
YouTube、Prime Video、TVer、U-NEXT、TELASA、SPOOX、NBA-Rakutenの7つ(※4)の動画配信サービスをWebブラウザーで視聴できる「ネット動画」機能(※1)を搭載しました。専用アプリや配線の接続が必要なく、Wi-Fi接続でナビ画面のメニューボタンから操作して簡単に視聴できます。
自宅のレコーダーにインターネット経由で接続して、録画番組や放送中の番組のリモート視聴(※5)が可能。録画番組をダビングすることなく、手軽に本機で再生できます。
自動接続が可能な「Apple CarPlay」「Android Auto」のワイヤレス接続(※3)に対応。手軽にスマートフォンのアプリをカーナビの大画面に表示して、タッチパネルで操作できます。
ワンタッチ地図更新お知らせ画面
最長3年間の無料地図更新サービス(※7)をオンライン化。地図データの更新情報があると、Wi-Fi接続時にナビ画面のポップアップでお知らせします。簡単なタッチ操作でアップデートでき、いつでも最新版の地図データを利用可能です。
●9V型(CN-F1D9C1D)が最長3年間の無料部分地図更新(※7)に新対応
CN-F1X10C1D/F1D9C1Dともに、利用開始から最長3年間の無料(※7)の全地図更新、部分地図更新サービスに対応(※8)。9V型モデルのコストパフォーマンスを高めました。
※8 全地図更新:2026年度版/2027年度版/2028年度版/2029年度版/2030年度版から1回
部分更新地図:2029年12月31日(予定)までの最長3年間、2ヵ月に1回更新可能
利用開始時期により、データの提供期間が変わります。詳細はWebサイトをご参照ください。
URL:https://panasonic.jp/car/navi/freemap/
Wi-Fi接続で、エリア情報とジャンル名やキーワードを入力して最新スポットや駐車場を検索可能。カーナビ本体に内蔵された情報だけでなく、楽天ぐるなび(※9)、楽天トラベル(※9)など、人気のコンテンツと連携した最新情報から検索が可能です。
※9 2024年9月12日現在の情報。すべての施設と連携しているわけではありません。
●高画質なHD画質表示
高精細なディスプレイを活かす、繊細でリアルな描写の「HD美次元マップ」を搭載。平面地図での視認性のみならず、立体表示においては実物に迫るリアルな表現を実現しています。
HDMI入出力端子を装備し、スマートフォンなどのHDMI対応機器と接続して動画配信サービスなどをナビ画面や後席モニター(※13)にHD画質で表示して楽しむことが可能です。
※13 後席モニターでの高画質視聴は、お求めの後席モニターの表示解像度によります。また、別売のHDMI接続用中継ケーブル(CA-LND500D)が必要です。
別売の前後2カメラドライブレコーダー(CA-DR03HTD)やリヤビューカメラ(CY-RC500HD)との接続で、カーナビの大画面に鮮明なHD画質で表示して後方や録画映像を確認できます。
●高性能なナビゲーション機能
高性能CPU搭載でスピーディーな起動と高速レスポンスを実現。指の動きに素早く反応し、快適な操作が可能。素早く5ルートを同時に探索しスムーズにルート案内を開始できます。
一時停止や制限速度を知らせる「安全・安心運転サポート」機能や、全国の市街地を100%カバーした(※14)詳細地図「全国どこでも市街地図」を搭載しており、初めて行く場所でも安心です。
※14 ゼンリン製地図を採用。調査終了時期:2023年11月、収録エリア:1,741都市、無人島など一部離島を除く。
交通情報システム「VICS WIDE」を活用して渋滞を回避。高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器「CY-ET2505VD」(別売)との連携で、さらに詳細な交通情報や信号情報活用運転支援システム(TSPS)を活用して、スムーズで快適な走行を実現します。
●当社独自(※10)の10V型有機ELディスプレイ(※2)
映像の基礎となる黒色を黒浮きなく再現し、色彩豊かな映像表示が可能なため、高画質な映像コンテンツを存分に楽しめます。また広視野角で低反射なディスプレイは、外光下でも視認性に優れ、地図が見やすく長時間のドライブを快適に過ごせます。
※10 国内市販ルート向けAV一体型カーナビゲーションとして有機ELパネルを採用。2024年9月12日現在、当社調べ。
●10V型大画面が540車種以上(※11)に取り付け可能なフローティング構造
540車種以上に10V型、9V型大画面が取り付け可能な当社独自のフローティング構造(特許取得)は、ディスプレイの上下スライド、前後チルト、奥行調整(取付時のみ)に加え、左右各々15度のスイング機能を搭載。車内環境の変化に合わせてディスプレイの角度を調整でき、良好な視認性と操作性を実現します。
※11 2024年9月12日現在、当社調べ。
●デジタルアンプを採用した新ストラーダサウンドエンジン(※12)搭載
サンプリング周波数192 kHzに対応したデジタルアンプを新たに採用し、従来のアナログアンプに比べ、SN比やセパレーション性能を大幅に向上。ノイズの少ないクリアな音質を実現しました。エネルギー効率を高めた省エネ設計となっています。
また、ストラーダ専用カスタムコンデンサを刷新。低音の迫力が増し、立体感や広がりを体感できる新ストラーダサウンドエンジンを構築しました。
※12 CN-F1X10C1Dのみ。
●新たにUSB Type-Cコネクターに対応
多くの新しいデバイスに採用されているUSB Type-Cコネクター(15 W 3 A)に対応し、スマートフォンの急速充電やApple CarPlay/Android Autoの有線接続が可能です。ナビ本体の前面に端子を搭載し、使い勝手を向上しました。
(商標について)
・Apple、Apple CarPlay、iPhone、iPodは、米国およびその他の国で登録されているApple Inc.の商標です。
・Google、Android、Android Auto、YouTube Music、およびその他のマークはGoogle LLCの商標です。
・HDMI、HDMI High-Definition Multimedia Interfaceという語、HDMIのトレードドレスおよびHDMIのロゴは、HDMI Licensing Administrator, Inc.の商標または登録商標です。
・その他、本文で記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。なお、本文中ではTM、®マークは一部明記していません。