メルセデス・ベンツを抑え、ホンダが2カ月連続で輸入車販売トップ!(2024年5月・ブランド別輸入乗用車販売TOP20 )

 

 5月の海外ブランド輸入車新規登録台数(乗用車)は17,088台となり、前年同月(18,576台)に対し、92.0%、‐8.0%と5カ月連続の減少。一方、国内ブランドの輸入乗用車は、5,903台、同286.0%と大きく増加。

ブランド別輸入車ランキング、ホンダが2カ月連続首位!

 先月27年ぶりのトップとなったホンダ。インド生産のWRーVの輸入増で5月もブランド首位となった。2位のメルセデス・ベンツに300台あまりの差をつけた。先月2,238台の登録だったWR-Vは3,063台と上乗せ、中国生産のオデッセイも徐々に増加、903台と安定したセールス。

 

ホンダWR-V Z+/価格:CVT 248万円。WR-Vは仲間とワイワイ楽しむライブビークルという性格。上級グレードのZ+はシルバーの各部モールディングとルーフガーニッシュ標準。WLTCモード燃費は16.2㎞/リッター。ボディ色は全5色設定

WR-Vは210万円スタートのプライシングも魅力。ハイブリッドシステムも4WDも持たないシンプルなラインアップだ。

 

 2位のメルセデス・ベンツはほぼ前年並み、3位BMWと続くが、ランキングは先月と大きな変動はない。主要ブランドで前年実績超えとなったのは、BMW(122%)、アバルト(154%)。JEEPは前年並みながらランキングを2つ上げている。

メルセデス・ベンツCLE200クーペ・スポーツ/価格:9SATC 850万円。CLEは従来のEクラス&Cクラス・クーペを統合したニューカマー。伸びやかで美しいスタイリングとクーペらしいパーソナルな味わいが魅力。2リッターターボ(204ps)搭載

Mベンツも魅力的なニューモデルを投入。写真はCLE200クーペ・スポーツ。CLEは従来のEクラス&Cクラス・クーペを統合したニューカマー。

▲BMW iX1 eDrive20 M Sport 価格:650万円 全長4500×全幅1835×全高1620mm ホイールベース2690mm 車重1890kg 乗車定員5名 パワートレインには150kW/250Nmを発生するフロントモーターと、総電力量66.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。一充電走行距離はWLTCモードで495kmを実現

前年同月比122%と健闘のBMW。写真は5月末発表されたEV、 iX1 eDrive20 M Sport

▲新型トライトンは日本市場にも約12年ぶりに投入する計画で、発売は2024年初頭を予定

トライトンは貨物車扱いのため、ランキング外だが、先月は500台近く、5月は200台を登録している。

▲アバルトF595および695の現行ガソリンモデルの日本向け生産が本年5月に終了。これに伴い、日本での販売も在庫限りで終了する

アバルトF595および695の現行ガソリンモデルの日本向け生産が本年5月に終了。これに伴い、日本での販売も在庫限りで終了する

 

 

 

 

 

 

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