横浜ゴムはインドに所在するマルチ・スズキ・インディア社のコンセプトEV「Concept FUTURO-e(コンセプト・フュートゥロ・イー)」向けに低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」のコンセプトタイヤを開発したと発表した。
▲横浜ゴムのBluEarthコンセプトタイヤが、マルチ・スズキ・インディア社のコンセプトEV「Concept FUTURO-e」に装着
同タイヤは、2020年2月7日から12日にインド・ニューデリーで開催される「Auto Expo 2020」のマルチ・スズキ・インディア社ブース内で「Concept FUTURO-e」に装着して展示される。「Concept FUTURO-e」はクーペとSUVを融合させたEVのコンセプトモデルで、若者が求める力強く刺激的なデザインを人気のSUVセグメントで表現することで、マルチ・スズキ・インディア社が考える新しい時代のクルマのスタイルを提案していく。
今回開発したコンセプトタイヤは「力強さとスタイリッシュを融合させた、新しい時代の都市型SUV用タイヤ」をコンセプトに「Concept FUTURO-e」専用にデザイン。SUVの力強い走りをイメージした大型ラグ溝とスタイリッシュでスムーズな走りをイメージしたリブ溝を融合させ、新しい時代の都市型SUVにふさわしいデザインに仕上げている。
「Auto Expo 2020」はインドで隔年開催されているモーターショー。前回の2018年は119社が出展し、来場者は60万人以上を記録した。
横浜ゴムは2007年4月にインドのタイヤ販売拠点としてYokohama India Pvt. Ltd.(ヨコハマインディア)を設立し、2014年7月からは現地に建設した工場で生産を開始。現在はインド国内で販売する乗用車用タイヤやSUV用タイヤなどの市販タイヤおよび現地の自動車メーカー向けの新車装着(OE)用タイヤを生産・販売している。