復活! サニー1200クーペ

日産名車再生クラブが手がけたレストアモデル

サニー1200縮小.jpg▲1972年製日産サニー・クーペ1200GXー5・TS仕様 レース用A12型エンジンは130psを発生 春から日産ヘリテージコレクションに展示予定

 日産名車再生クラブは、2019年2月2日、「2018度の完成式」を行った。日産名車再生クラブは、毎年1台のヒストリックカーをレストア(=再生)する日産社内の有志プロジェクト。いままでに1947年製たま電気自動車や64年の第2回日本グランプリで活躍したスカイラインGTなど10台以上を手がけた。18年度の再生車は72年製サニー1200クーペGX―5・TS仕様。富士スピードウェイを舞台にしたTSレースで活躍したモデルだ。ベースは、レース用スポーツパーツの開発に使用され、72年の東京モーターショーに出展された車両。再生作業は約6カ月かけ、18年12月のNISMOフェスティバルで、往年の名ドライバー和田孝夫選手が走行シーンを披露した。再生車のA12型エンジンはベース車の83psから130psにチューンアップ。630kgの軽量ボディと相まって、富士スピードウェイのストレートでは190km/hをマークしたという。再生されたサニーは、春から日産ヘリテージコレクションで展示予定。

名車クラブの面々.jpg▲日産名車再生クラブは日産社内の有志プロジェクト

SNSでフォローする