本格R/Cモデルやミニカー等、ホビー製品を製造・販売する京商が、京商CVSミニカーシリーズである『KYOSHO MINI CAR & BOOK No.16』 TOYOTA SPRINTER TRUENOを、ファミリーマートの一部店舗で9月7日(木)より発売すると発表した。
京商CVSミニカーシリーズは、1/64スケールミニカーコレクションとして、2004年11月にサークルKサンクスで販売を開始したシリーズだ。
第1弾として『フェラーリ ミニカーコレクションVol.1』をリリース。その後も定期的に新たなミニカーを市場に投入してきたが、2016年12月に発売した第83弾の『フェラーリ ミニカーコレクションVol.12』をもって12年間に渡る歴史に幕を下ろしていた。累計販売台数は1,500万台にも及ぶ。
京商CVSミニカーシリーズの発売終了後も、多くのファンから本シリーズに対して販売再開を望む声が届けられ、熱い気持ちに応えたいという想いで、販売再開に向けた試行錯誤を繰り返した末にたどり着いたのが、ミニカーと小冊子を組み合わせてファミリーマートの書籍コーナーで販売するという今までにはない形態だった。 2023年1月で発売から丸3年を迎え、従来の「京商CVSミニカーシリーズ」ファンだけでなく、老若男女のクルマ好きを中心にファンの裾野を広げている。
今回、2023年に生誕40周年を迎えた名車・AE86にクローズアップした!コレクション性の高い1/64スケールモデルと、ミニカーライフ、カーカルチャーを楽しむための情報を盛り込んだ小冊子を組み合わせ、大人が楽しめるホビー&カーマガジンとして創刊した「KYOSHO MINICAR & BOOK」。
選定されるミニカーは既成概念に囚われることなく、スタッフが欲しいと思うクルマを商品化。小冊子はベースとなった車種の「ヒト・モノ・コト」にスポットを当てた誌面作りを行っている。
1/64スケールモデルは、メーカーからラインオフされたノーマルではなく、ボンネット、ホイールにカスタマイズを施した。ハチロクは手を加えることで魅力がより一層高まるクルマとして認知されていること、そして、コレクション性の高い商品を提供したい想いから、これまで存在しなかった京商オリジナル仕様となっている。
1983年にトヨタの大衆車であるスプリンター(かつて存在したカローラの兄弟車)のスポーツモデルとしてデビュー。トレノのサブネームが付けられ、ボディは2ドアクーペと3ドアハッチバックの2種類を設定。他のモデルはFF方式を採用したが、トレノは(カローラのレビンも)先代モデルのシャシーを活用したFR方式を残し、これに新世代のツインカムエンジンである4A-GE型(廉価版として1.5ℓのOHCもあり)を組み合わせたパッケージが特徴的だった。
サーキットから始まり、その後はドリフト競技と長くモータースポーツの世界で活躍。旧態依然のシャシーを速く走らせるにはドライバーとチューナーの技量が必要で、「ハチロクはドライバー、メカニックを育てるクルマ」として語られるようになった。また、平成カー漫画の金字塔である「頭文字(イニシャル)D」の主人公が操るクルマとして描かれたことで、その人気は国内のみならず海外にまで広がっている。
小冊子のテーマは「ハチロクのリアル」。未だ新たなカスタマイズ、アフターパーツが生まれ、トヨタでは部品の復刻、電気自動車や水素自動車へのコンバートモデルが公開されるなど、誕生から40年が経過した現在も話題が絶えないAE86。
「なぜハチロクはここまで愛されるのか!?」 それを知るべく元ハチロクオーナーの京商スタッフが、専門店を訪問。最新のカスタマイズやチューナーの想いに触れ、魅力に迫る。さらにトヨタが展開するGRヘリテージパーツの取り組みについてもインタビューした。
また、日本で一番有名なハチロク、元レーシングドライバーの土屋圭市氏の愛車「スーパー豆号」を徹底解剖。一見ノーマル+αに見えるトレノだが、ボディの下に隠された秘密を明らかにしている。また、ハチロクを知らない方に向けて「AE86 60のQ&A」を用意。初心者からマニアまで満足いただける内容となっている。
【商品概要】
商品名:KYOSHO MINI CAR & BOOK No.16 TOYOTA SPRINTER TRUENO
発売日:2023年9月7日(木)
価格:2,970円 (税込)
販売:ファミリーマート一部店舗
製造:京商株式会社
商品内容:実車&ミニカー解説書(A4カラー全16ページ)