三菱自動車工業は、7月22日から12月10日までの間、27年目となる「2019年 小学生自動車相談室」を開設し、自動車産業に関するさまざまな質問を、フリーダイヤルやウェブサイト、郵便で受け付ける。
小学生を対象にした専門の相談室の設置は、自動車業界唯一の取り組みであり、毎年多くのこどもたちや小学校の先生に利用されている。1993年の開設から昨年度までの相談件数は累計3,500件以上にものぼる。
▲小学生自動車相談室
相談の内容は、クルマの仕組みや工場での取り組み、自動運転や環境問題など多岐にわたる。例えば「衝突実験の際、運転席にマネキンが乗っているけど、どうやってクルマを動かしているの?」といった、こどもらしい問い合わせ*1があったそうだ(「クルマにワイヤーをつけて機械が引っ張っています」と回答した)。小学校の先生も、授業の事前準備のための質問や、授業中に児童とともに電話をするなど色々な機会に活用している。また、電話での問い合わせには、質問と回答を記載した「学習ノート」を送っている。
こどもたちの学習ツールとしてはほかにも、「なぜ?なぜ?クルマづくり調査団」と題した、こども向けパンフレットの配布や、ウェブサイトを常時開設している。
こども向けウェブサイト「なぜ?なぜ?クルマづくり調査団」
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/csr/contribution/next/kids/
■2019年 小学生自動車相談室の窓口
(1)電話での窓口
受付期間:7月22日(月)~12月10日(火)の平日9:00~12:00 / 13:00~17:00
フリーダイヤル:0120-175-250
(2)手紙やはがきでの窓口
〒108-8410 東京都港区芝浦3丁目1番21号
三菱自動車「小学生自動車相談室」
(3)ウェブサイトでの窓口
こども向けウェブサイトの「質問コーナーQ&A」に設置
URL:https://inquiry.mitsubishi-motors.co.jp/kids/RegisterInit.do
■パンフレット
(1)こども向けパンフレット「なぜ?なぜ?クルマづくり調査団」1993年に創刊。クルマができるまでの過程や工場の様子、電動車の仕組み、環境や安全への取り組みなどを毎年更新し、写真やイラストで分かりやすく解説しています。入手方法、問い合わせ先は、小学生自動車相談室の窓口(期間外はお客様相談センター、フリーダイヤル0120-324-860)にて受け付けています。工場見学の参加者にも配布しているほか、一部系列販売会社の店頭でも入手可能です。